社会福祉法人はこれまで、「制度の狭間の課題」の解決に向けて率先して取り組んできましたが、改正社会福祉法において、社会福祉法人の本旨として地域公益活動に取り組むことが責務として改めて規定されました。「制度の狭間の課題」は、地域、広域、県域の3層の課題があり、それぞれの課題解決に向けて取り組むことが必要となります。

みえ福祉の「わ」創造事業は、参画するそれぞれの社会福祉法人が、協働して三重県域における「制度の狭間の課題」に取り組むものです。参画法人は、制度の狭間の課題を抱えた生活困窮者の生活課題を解決するため、みえ福祉の「わ」創造事業の3つの事業である「生活困窮者緊急食糧提供事業」「緊急時物品等支援事業」「生活困窮者就労活動支援事業」の周知・啓発を行い、対象となる地域住民の把握、確認の上、相談支援窓口となる市町社会福祉協議会へつなぐ役割を担います。

また、参画法人による地域又は広域の地域公益活動も併せてＰＲすることで、社会福祉法人が社会的使命を果たしていることを広く周知・啓発します。